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サッカーの戦術
 インド戦では試合自体は良く支配できていたし、チャンスらしいチャンス
を作れていた。
ただ、オシム自身「この試合で満足するようであれば私は監督を辞めないといけない」と語っていたようにインド戦は今後に期待感を抱かせるような内容ではなかった。
その、理由として挙げられるポイントが、一つはチャンスメークの質、
インドは以前国内で試合してきた時のようにDFラインを引いてこなかった。
そのため前線にスペースが生じ、FWが生きたボールを受けやすい状況だった
とすれば、中盤でボールを優位に保持できれば(有機的にパスワークができれば)おのずとチャンスは作れたはずで、実際サイドにDFの阿部などから
ロングボールで手薄いサイドへと展開しチャンスメーク自体はは出来ていた
ただ、その後クロスまで持っていったとしても、ペナルティエリアの人数
が足りなかったり、こぼれ球につめるボランチがいなかったりして一回のクロスでただボールロストするだけに終わる単発の攻撃が多かった。

インド程度の相手ならというよりは、どこの強豪国であれクロスに対して
ペナルティエリアにFW2人ではゴールにつながりにくいので、最低3人か4人
はエリアに入って欲しい、そしてバイタルエリア付近に守備的ボランチが
つめこぼれだまを狙うか、ファーストチャックに行き高い位置でボールを奪う意図を見せるかつながせないようにプレッシャーをかけて相手の攻撃を
分断して欲しかった。
それが一点、もう一つは全体のプレッシングについて、技量の低いインド相手にゴールエリア付近まで攻め込まれチャンスを作られた原因の一つはプレスが組織化されていなかった事があげられる。
プレッシングの成功率を高めるためには、チームとしての意識の統一が欠かせない。ボールホルダーに対してチェックに行く選手と周りの相手プレーや
ーをマークする選手とそれぞれが役割を認識し意図的にボールを奪うような
デフェンスを見せて欲しかった。つまり、今のチームはプレッシングの意識の統一が不完全だったという事。オシムがとなえるように長期的な合宿を経ないとチームは完成に至らないのかも。
個人の出来自体はJリーグのレベルからすればあれぐらいが平均的なできで
あれ以上のクオリティは望みにくい。選手個々の意識次第で改善が望める
チーム戦術に的を絞って議論するべき、と個人的に思う。

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